人は人 自分は自分
わたしと小鳥とすずと
金子みすゞ
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
この詩が心に染みるようになって
恐らく3年近くになろうとしている
『世界に一つだけの花』もそうだ
今までも
この詩やうたは知っていたし
理解も出来ていたし
共感もしていた
そうだよね
そうだよ そのとおりだ!
それって
とっても大切なことだよね
そう思っていたし
わかっているつもりだった
でも脳みそで理解していただけで
本当に心の底から
意味を分かっていた訳ではなかった
ということに
気が付いたのが3年前だ
実際
本当の意味で理解できないと
理解出来ていなかった事には
気付けない
という今でも
もしかしたら
まだまだもっと深い本当の意味では
理解しきれていないのかも知れない
でもそうだったとしても
今の自分のレベルでは
分かるすべもない
そして
言葉でどうこう説明できる
そんな単純なものでもない
かつてのウチは
その
自分で体験して
培ってきたものがあるからこそ
心の底から
理解できるという感覚を
知らなかった
だから
知りたがりな自分は
なんで?
どうして?
どういうこと?
と 知っている人に聞いた
でもその人は
言葉で言っても伝わらない
違う様に伝わってしまうから
教えられない
そう答えた
自己肯定感の低い自分は
これを
ウチに理解力が足りない
と 言われていると感じた
そして
頭が堅いと思われているのだとも思った
でも
文章問題は人よりは出来てた方だし
理解力も割とあるはずなんだけどな…
という気持ちもあって
だから
しっかり時間を取って
説明してさえくれれば
解るから教えて欲しい
と食い下がった
しかし
今までの体験とか
色々あって解ることだから
焦らないで
今はその時じゃない
いつかその時は来るから
焦らないで
そう言われた
その時は
言っている意味が解らなかったし
受け入れて貰えてない…
という虚無感
それしか感じられなかったが
今はその意味がよく分かる
って…
あれ?
今回言いたかったところから
また だいぶ外れた話になってしまった
話を戻します…
個性のお話したかったのです
今って
自分のワクワクに従って
生きていこう!
っていう流れになっているけど
それは言い方を変えると
嫌なこと
モヤモヤすることは
やらなくていい!
っていうことになるよね
それで それをある人に言ったら
それだと
仕事とか成り立たなくない?
やりたくない仕事やらなくていいんなら
誰も何もやらないじゃん
と言われてしまった
いや…そーじゃなくて…
あ…
でも それはそうなんだけど…
うまく説明出来なかった
確かに以前の自分も
そう思っていた
でも今の自分は
色々見聞きして
普通に受け入れる事が出来てる…
でもそれは
頭で こうこうこうだからこうで…
と考えてる感覚ではなくて
受け入れてもいい理由が
意識に上がってくるより先に
瞬時に心が受け入れてる感覚
っていうのかな?
相変わらず説明下手だけど…(^_^;)
だからその場で相手に
なぜなのかを説明出来なかった
でも
何で今の自分はこれを
疑問もなく受け入れているんだろ?
何の経験から
そう思えているんだろ?
そう後からじっくり考えてみたところ
思い当たった1番大きなものは
個性心理学に出会ったことではないかな?と
そして これのおかげで
『みんなちがってみんないい』
も心にストンと落ちたのだと思う
個性心理学とは
かんたんに言うと
以前流行った『動物占い』
占いと言ってしまうと
なんだか当たり外れのあるもの
というイメージになってしまうけど
これは違う
個性心理学は
何百年もかけて作られた
統計学なのだそう
動物占いは12種類のキャラクターなので
人間12種類のどれかに分けられるなんて
そんな単純なもの?
所詮占いよね~
なんて気持ちになってしまうけど
個性心理学だと同じ動物でも
もっと細かく分かれる
例えば
同じ黒ひょうさんでも
•気取らない黒ひょう
•情熱的な黒ひょう
など…
動物さんに形容詞がくっついて
1つの動物につき
4又は6種類に分類されていく
更に
•本質→家族の前とか…素の自分
•外面→ママ友の前とか?…よそ行きの自分
•意識→憧れの存在…こうなりたいなの自分
と3種類の自分のそれぞれに
動物さんが割当たるので
組み合わせはかなりの数になる
個性心理学のインストラクターさんに
きちんとお話を聞くと
その辺りの絡みも含めて説明してくれるので
自分とは?が
とてもよく見えてくる
見えてくるというか
自分よりインストラクターさんの方がより
ウチのことを知ってる?!
えっ?!
そばでウチのことを見てたん?
という状態になる
客観的に伝えてくれるので
自分では当たり前すぎて気付かなかった
『自分』
を知ることが出来る
知ってたけど知らなかった
自分の姿…
これはなかなかに衝撃的だった
そして自分の普通は
みんなの普通じゃなかった
に気付ける
それと同時に
相手と違って当たり前
にも気付けて
自分も相手も認める事ができる
みんな そのまんまでいいよ
みんなちがってみんないいよ
不得意なところもあるし
得意なところもあるよ
得意なことは好きだよね
好きだから得意になるよね
好きだから
苦しみながらの努力ではなく
楽しみながらの努力になるよね
好きなことで力発揮しよう!
嫌なこと努力するより
好きなことで成功しよう!
これが
嫌なことモヤモヤすることはしなくていい
ワクワクを選択して進もう
になると思うの
その先に自分がするべきことが待っている
個性心理学
とっても奥が深い
これを知ったおかげで
自己否定の気持ちが柔和する
取っ掛かりを掴めたと思っている
人は
自分と同じような人がいないと
不安になる
でもそれは
実は
『人は』
じゃない
『今のこの世の中は』
なんじゃないかなと思う
産まれたばかりの赤ちゃんは
人と違っても
きっと不安にはなってないもんね
今までの経験から
不安になるようになってしまった
今までの経験=環境
お互いを否定しないで
認めあっていければ
そんな環境が当たり前になったら
もっとストレスがなく
楽で
気持ちが穏やかな
そんな日々が
みんなで送れるのにな
『人は人 自分は自分』
は
人は関係ないね
というマイナスな感情ではなく
お互いを受け入れる感情
『人は人 自分は自分』
という言葉を聞いて
マイナスの感情が生まれてこない
そういう世の中になればいいな
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